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記事一覧

2017年09月26日
jcss校正者にスムーズな依頼をするためにを更新。
2017年09月26日
jcssを使用するシーンを更新。
2017年09月26日
日本の教育環境改善にも最適を更新。
2017年09月26日
jcssの特徴と需要性を更新。

jcssとは一体何か

jcssとはJapan/Calibration/Service/Systemの略であり、システムとあるように制度のことを指しています。日本語では、日本校正事業者登録制度と言います。つまり、校正を行う業者を登録する制度です。
校正とは計測された値が実際の値とどれくらい差があるかを明らかにすることです。業者の行う校正が計量法関係法規やISO/IEC17025という規格の要求事項に適合しているかどうかなどを基準として登録が行われます。何らかの計測器で計測を行った場合、そこには誤差が生じる可能性がありますが、より正確な計測器によってこれを校正することができます。
さらに遡ってより正確な計測器で校正をする、というように校正を繰り返していくと国家で定められた値と計測された値との差分を求めることができ、そして校正することができます。この仕組みを計量計測トレーサビリティと言います。これによって最初の計測の不確かさを確認できるのです。このような校正の連鎖を計測のたびに行うのは非現実的ですが、jcssに認定された校正業者による校正は計量計測トレーサビリティが保証されており、それ以上の校正せずに済むという仕組みです。

医療分野におけるjcssの活用例

ここでは、医療現場での治療品質の向上を目的としたjcss【計量法校正事業者登録制度】の活用例を1つ紹介します。2000年代前半、放射線治療の現場では、放射線の過誤照射が問題になっていました。治療に用いる放射線の線量は、がん細胞に対しては効果を持つが正常な細胞には影響を与えない範囲にコントロールするために、規定から誤差5%以内に収まっている必要があり、そのための線量測定の誤差は1%に抑えることが要求されます。
そこで放射線医学総合研究所が中心となり、jcss対応の線量計を供給するための体制作りが進められた結果、2008年、医用原子力技術研究振興財団線量校正センターがjcssに登録され、全国の病院などの医療機関に対して質の高い線量計の校正を提供できるようになりました。
その後、日本医学物理学会によって発行された、外部放射線治療による水吸収線量の標準計測法、という資料でjcssが紹介され、標準線量計を年1回jcss校正することが推奨されました。現在、jcss校正を受けた医療機関は、国立がん研究センターなどのがん情報サービスホームページで公表されるようになっており、医療機関ががん診療連携拠点病院に指定されるためには、線量計のjcss校正などの治療品質管理の実施が必須となっています。

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